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自動運転車

2018年02月13日

自動車業界におけるハードからソフトへの転換

自動運転技術が実用化し、ライドシェアが進むと、車というハードが売れる時代からソフトが売れる時代になっていくと考えられます。

先月1月にトヨタ自動車は、ライドシェアを想定した自動運転車を発表しました。「e-Palette」という、全長4-7mほどで内部に広い空間を持つ箱型の自動車です。

朝や夕方の通勤時間帯はライドシェア用として使い、それ以外の時間帯は配送車として、また移動店舗として使うなどが考えられています。

この発表が注目されたのは、次世代の車を開発しただけに留まらず、この自動車を利用したサービスを提供するためのプラットフォームの開発を進めていることを示したからです。

発表では、そのサービスを提供するパートナーも同時に紹介されています。米アマゾンや米ピザハットなどは通販や出前サービスを提供し、ウーバーや滴滴はライドシェアサービスを提供することが想定されます。

トヨタにはこれまで培ってきた自動車の技術がありますが、サービスを提供する点で重要になる、ユーザーとの接点がないという欠点が挙げられます。グーグル、フェイスブック、アップルなどユーザーとの接点が強い企業が自動運転車の開発に乗り出しています。そのような状況の中でトヨタは、彼らが将来の競合になると感じ、危機感を抱いているのではないでしょうか。

(本郷理一)




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2018年02月09日

新たなモビリティ社会の誕生

自動運転技術によって、人やモノの動きが大きく変わろうとしています。
さらにライドシェアも一定の需要があると言われており、モビリティ社会を大きく変えるとされています。

自動運転技術とカーシェアやライドシェア(※)による新たなモビリティ社会は、交通事故の減少と渋滞の緩和、物の輸送効率の向上、CO2排出量の抑制など社会的に見ても大きな恩恵をもたらします。

当然、既存の業界には大きな変化が起こると考えられます。ライドシェアが進めば、自動車メーカーは自家用車が売れなくなります。

また、自動運転技術の実現により、車に求められる形態が大きく変化する可能性があります。
例えば、トラックのように物を大量に積める乗り物が必要かどうかは分かりません。小型の車を大量に用意し、配送した方が効率的に届けられるかもしれません。配送車を大量に使えるのも、自動運転によってドライバーが必要なくなるからです。

また、車の形態が変わるということは、車自体の形が変わるということでもあります。それに伴い、車の部品構成も従来とは異なってくるはずです。いままでは必要であった部品が必要なくなると、下請けにあたる部品メーカーの収益に関わってきます。

自動運転は社会にとって、良い意味でも悪い意味でも大きな変化をもたらす技術だと思います。

(※)
カーシェアは「所有時間の共有」を意味し、個人の所有に属さない車をある時間だけ利用することを指します。当然、個人単位での乗車が可能です。
一方、ライドシェアは「移動空間の共有」を意味し、同じ車に相乗りのような形で他人と利用することを指します。自動運転が実現すれば、ドライバーが必要なくなるので普及が進むと考えられています。

(本郷理一)



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2018年02月08日

無人タクシーの実現を目指す

タクシー会社は自動運転技術の導入を積極的に進めています。というのも、業界の人手不足が原因として大きいそうです。

一方で、タクシードライバーの仕事を奪ってしまうという可能性も大いにあります。
ただ、東京を走るための5万台のタクシーのうち、約1万台は車庫に眠っている状態だそうです。そのため、これら1万台分を無人タクシーへ換える需要があります。

無人タクシーが現在のタクシー料金よりも安く提供できるようになると、タクシーを足として使う人が増えることが予想されます。バスや電車の混雑を避けたいとき、急いでいるとき、荷物が多く移動が大変なときなどにもタクシーを気軽に利用できそうです。

自分の車を持つことをやめて、タクシーを使うようになる人も出てくるかもしれません。駐車場代など、車を所有することでかかる費用はそれなりに大きいです。

国もタクシーの定期運賃制度を導入する方針を固めるなど様々な施策を進めようとしています。無人タクシーが実用化されたとき、都市の交通が大きく変わるかもしれません。

(本郷理一)




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2018年02月07日

無人タクシーの実証実験

自動運転の技術は日々進歩していますが、日本でも2020年に完全無人タクシーの実現を目指し、実証実験が行われています。

実際に運転席に人は乗らず、後部座席に人がいる状態で公道を走らせました。このとき、遠隔地からモニターで監視していました。この実験が行えたのは、運転席に人が乗っていなくても遠隔からの監視で実験が行えるようにガイドラインが定められたからです。

運転席に人が乗っていない状態で実験をする意味としては、ドライバーがいないことで周囲にどのような影響が出るか未知数だからです。例えば、ドライバー同士のアイコンタクトがなくなったとき、ドライバーがいる方の車の動きはどうなるのかなど。

自動運転の精度を高めるために、仮想空間化した街の中を走らせるという方法がありますが、上記の理由からも現実の世界を走らせる実験は必要なわけです。

(本郷理一)




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2017年11月10日

自動運転技術が実用レベルに近づいている

自動運転車が実用化されたときのインパクトはすさまじいと思います。
一方、現実には技術面の問題だけでなく、意識面、法律面の問題があるため、簡単に普及するとは思えません。

それでも、実証実験は海外で盛んに行われており、高速道路と比べて複雑な環境である市街地を自動で走ることができるレベルに達しています。

実証実験中の自動運転車の事故が取り上げられたりしますが、多くの場合、相手側に過失があったもので、負傷者も少ないそうです。

自動運転車が安全に走行できる環境は、周りすべての車が同じく自動運転であることです。
しかし、初期段階では現実的ではありません。
自動運転車とそうでない車が混在する環境が普通で、それ故に起きる問題もあります。

実際にあった例として、自動運転車が前方に車庫入れ中のトラックを認識し停止、トラックの運転手は自動運転車に気づかずバックし続け、ぶつかってしまうという事故がありました。

この例はトラックの運転手の過失ですが、自動運転でなければ避けられた事故かもしれません。
普通はトラックがバックし続けたら、こちらに気づいていないと判断して、クラクションを鳴らすか、こちらもバックをして接触を避けるはずです。
しかし、その自動運転車には今回の状況に対応できるプログラムがありませんでした。

人ならできる臨機応変な対応も「ロボット」にとっては難しいということです。

仮にハンドルを握る必要がなかったとしても、運転中は今まで通りの注意力が必要なわけです。

(本郷理一)



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2017年09月18日

車は所有するものから共有するものへ

カーシェアリングサービスの提供はすでに始まっていますが、サービスの改善によって、より「車を共有する」という考えが浸透していくと思います。

というのも、人々、特に若者の車への意識が変わっているからです。
車は社会的ステータスだと考える人は減りました。
むしろ、車を持つことが金銭的・精神的負担と感じる人が増えています。

究極的には車の個人所有を「非合理的」と思う人さえいます。
車の数は統計上、一家に一台あるほどの多さです。
しかし、その自家用車は一日に数%しか使われず、残りの大部分は駐車スペースに止まっています。
それならば、車を共有(カーシェアリング)した方がずっと合理的ということです。

私は、カーシェアリングは完全自動運転の実現とともに一気に拡大すると考えています。
自分の車を持たず、使いたいときは近くの空いている車が迎えに来てくれる。
こうなれば、利便性は格段に向上します。
人々の意識も大きく変わるはずです。

(本郷理一)



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2017年09月14日

完全自動運転は社会の常識を覆す

このところ電気自動車(EV)に関するニュースをよく目にします。
それより前は自動運転車の方が取り上げられていた印象です。

自動運転には人がどれだけ運転に関わるかによって段階があり、その最後が完全自動運転と呼ばれるものです。
ドライバーが乗っていなくても走ることができるということです。
ここまできたら車は「ロボット」と呼んでも差し支えないと思います。

仮に実現すれば、様々な常識が覆るはずです。
車に乗っている間は、電話をしても、スマホを見ても、眠っても構わない。
運転免許や飲酒運転の意味も変わるでしょう。
今はドローン配達が注目されていますが、車による無人輸送も考えられます。

ただ、今のようなドライブの楽しみはなくなるかもしれません。
そうは言っても、「車は移動のためのツールにすぎない」と考える人が増えているのも事実です。

(本郷理一)



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管理人プロフィール
日本ロボコム代表
学生起業家
本郷理一(ほんごう・りいち)

大学で建築を学びながら、日本ロボコム株式会社の設立に加わる。
また、「ロボット住宅」に関わる新会社の設立準備を行う。
合わせて、単なるビジネスを超えたソーシャルイノベーターの道を探る。
「ロボットビジネス勉強会」の月例会で「ロボットビジネスセミナー」の講師を務めている。
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