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ロボット社会

2018年02月01日

AIチップの開発

普通、AI処理は高速で演算処理を行うため、クラウド上で行われます。動作端末にはAI処理用のプロセッサは搭載していないため、ネットを介して別の場所にあるサーバーとやり取りを行うということです。

しかし、クラウドの場合、データをやり取りするため応答速度がどうしても遅くなってしまうことや、データの送信容量に制限ができてしまうことなどのデメリットがあります。また、セキュリティの観点からも、クラウドでないほうがよいとも言われています。

つまり、動作端末内でAI処理が完結できれば望ましいということです。実際に、昨年あたりからAIチップの開発に成功する記事を見るようになりました。このAIチップの中には、パソコンだけでなく、スマホなどの携帯端末に使えるようなものも含まれています。

これが実際に使われるようになると、スマホでもAIの処理をいかしたアプリが増えるかもしれません。例えば、人の顔写真を取ると健康状態が分かるなど。また、AIの処理はゲームとかにも応用できるかもしれません。プレイの仕方によって内容が変わっていくなど。

AIチップは、使う側からすれば、通信料を抑えてAI処理の恩恵が受けられるというメリットがあります。また、提供する側としては、AI処理が当たり前になったとしても、サーバー数を増やさなくてもよいというメリットがあります。グーグルによれば、全ユーザーが毎日3分間音声検索を利用しただけで、サーバーが倍必要になってしまうそうです。こうした理由もあって、AIチップの開発は急がれるわけです。

(本郷理一)





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2018年01月30日

AIの創作活動

AIにもクリエイティブなことができるのではないかと様々な取り組みがされています。

どの分野でも、AIにクリエイティブ、ここでは創作活動をさせようとすれば、まず教え込むことから始めます。膨大なデータを学習させることでつくりあげていくというわけです。

例えば、番組の台本、小説、絵画、詩、映画予告、映画、クラシックやジャズなどの音楽がありました。

めちゃくちゃなものがあれば、それなりに出来ばえのよいものまであります。音楽は特に、素人がつくれるレベルを完全に超えています。そもそも全くの素人にはつくれないので、当たり前かもしれませんが。それ以外は、クオリティを重視するならやはり人間の手を加えないといけないようなものが多いように感じます。AIが創ったものはインターネット上で公開されていたりするので、興味があったら調べてみて下さい。

(本郷理一)




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2018年01月24日

Amazonのレジ無し店舗がオープン

先月、1月にAmazonが運営するレジ無しの販売店舗AmazonGoが開店しました。店舗はコンビニのような感じになっています。

入り口には駅の改札機のようなものがあり、ここで専用のアプリを入れたスマホをかざして中に入ります。商品の購入は自動的に行われます。棚から商品を手にとって、そのまま外に出ればいいわけです。そのため、回転率が非常に高く、混んでいても買い物に時間がかからないという点が嬉しいところです。

仕組みとしては、店内に設置されているカメラやセンサーでどの商品を手に取ったか認識しているのだそうです。商品にチップやタグをつけているわけではないと言われています。

初めて知ったときは技術力の高さに驚きましたし、半分冗談ですが万引きなんかは全く意味を成さないシステムだと思いました。

普通であれば、商品に電子タグをつけて自分でレジを通す仕組みを考えますが、Amazonはあえてそうしなかったようにも感じます。こうした無人レジにしたのは、より自然な買い物を追及した結果なのか、別の目的があって実験的に行ったのかは分かりませんが、すごい技術だと思います。ただ、この形式の店舗を広げていくには、それなりの金額がかかりそうではあります。

(本郷理一)



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2018年01月18日

音声認識をだます音声

音声認識技術は話し言葉を文字に変換して、その意味を認識する技術です。Siriや、新しいものであればAIスピーカーなど、その技術は様々なところで使われるようになりました。

しかし、認識される音声に特殊な加工を施すことで、全く異なる認識をさせることが可能なことが判明しました。音声認識をするAIの特性を利用した技術で、聞こえる内容とは違う内容を認識させることができます。話し言葉だけでなく音楽などにも、AIしか反応しない音声を付け加えることもできるそうです。加工後の音声は少し荒れる程度で、まさかそんなことがされているとは気づきもしません。

この技術はセキュリティの問題につながるわけですが、他のセキュリティ問題との大きな違いは、音声認識技術自体には何の悪さもしていないということです。ウイルスを送り込んでシステムを改変したわけでもなく、むしろ正常に機能していることで悪用されてしまうということです。

この技術が直接被害をもたらすというよりは、きかっけに使われることが懸念されます。例えば、悪意のある、それこそウイルスが仕込まれたサイトに接続されてしまうなどです。実際にこういった悪用を成功させることは難しそうです。AIスピーカーを遠くから悪用しようとしても、そもそも近くでないため認識すらしません。一方、対策が取りづらいのも事実です。実際に、機械は音声を認識するが、人間には聞こえない音なども存在します。

(本郷理一)



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2018年01月17日

光で色が変わるインク

多くの商品にはカラーバリエーションがあります。当然ですが、一度その色の商品を買ってしまうと、後から色を変更することはできず、違うのを欲しい場合はまた新しいものを買うことになります。

一方で、光を当てることで色を変える技術が研究されています。この技術は光が特別なのではなく、インクが特別なものになっています。光の波長によって色が変わるようで、例えば、紫外線を数十分照射することによって1mm四方単位で色を変化させられるそうです。

この技術は3Dプリントと併用されるもので、指定した場所にインクをつけて印刷することができます。仮に、3Dプリントされた物体を溶かすことで材料の状態にまで戻すことが可能だとしたら、究極のリサイクルになりそうです。というのも形だけでなく、色もリサクルできるからです。

まだまだ実用レベルには達していませんが、この研究がされたのは、消費によって多くのものが廃棄されている状況を無駄のない材料によって改善するためだそうです。

(本郷理一)



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2018年01月16日

工場での野菜生産

ここのところ野菜が高いと感じる人が多いと思います。
事実、白菜など使い勝手の良い野菜が高騰している状態です。
昨年の10月に台風が直撃し、雨が長続きしたことが原因になっているそうです。

こうした中、天候に左右されない農業のやり方に工場生産があります。
いわゆる垂直農法というものです。
温度など室内環境が管理され、太陽光の代わりに人工的な光によって野菜を育てるやり方です。
棚のように垂直に積み上げられているので、狭い面積でも大量に育てることができるというメリットがあります。
そのため都市部に近いところで栽培でき、新鮮な野菜を安い輸送費で届けることができます。

ロボットの活用によって自動化が進むとも言われており、農業の人手不足がこれに拍車をかけるかもしれません。

もちろんデメリットも存在します。
従来の農業より水の使用量を大幅に削減できる一方、電力消費は非常に大きいという問題を抱えているわけです。
今回の例もそうですが、最先端の技術は電気をどうやって確保するかなど電気の問題につながることが多く、これを解決しないには何も始まりません。

(本郷理一)



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2018年01月15日

人に寄り添うaibo

今年の1月に、ソニーからaiboが発売されました。初代AIBOよりもより親しみやすい見た目となりました。

技術的にも大幅に進歩したといえます。本体内蔵とクラウドのAIによる分析によって、感情を判別することができます。また、顔を覚えることもでき、構ってくれる人に懐くようになり、ときにはいじけることもあるそうです。

aiboは犬なので言葉を発することはありませんが、コミュニケーションロボットといえそうです。そう考えると、コミュニケ-ションロボットとしては数少ない成功例で、ロボットだからできることを追求した形だと思います。

(本郷理一)



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2018年01月12日

皮肉を判別するAI

AIは人と比べると言語を理解できていません。しかし、ある特定の言語理解に絞れば理解に近いことはできるかもしれません。

皮肉は、言語も理解できず感情も正確には分からないAIにとっては読み取れないとされてきました。しかし、最近の研究では一定レベルまでは、皮肉の表現を見抜くことができることが明らかになりました。

どうやって見抜くかといえば、単語同士の関係に注目したそうです。皮肉表現の特徴として、ポジティブな言葉とネガティブな言葉が同居していることが挙げられます。これらを元に、データを膨大に学び検出できるようになったそうです。特に数字が用いられている場合は検出率が高かったそうです。

また、これらを基に皮肉表現を生み出すこともできたと言われています。

このように言語に関することでも、言語内の仕組みを体系立てられれば、AIにプログラミングができ、見かけ上の理解をさせることもできるというわけです。

(本郷理一)



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2018年01月11日

AIは言語を理解できない

「AIが人間を上回る」というフレーズを一度は聞いたことはあるかと思います。私自身、よく記事の見出しにつけられているのを目にします。脅し文句のようなところがあるのも否定できないので、どういう点で人間を上回ると言っているのかはしっかり確認する必要があります。

AIが人間とよくかく比較されるのが、言語理解だと思います。少し前に、東ロボくんというAIが東京大学の合格レベルを目指すというプロジェクトがありました。最終的には断念してしまうのですが、文脈理解が最後まで克服できなかったことが理由として挙げられます。文脈の理解の仕方が人間と比べるとあまりにも単純すぎて、まったく正解できませんでした。つまり、現時点では、AIは言語を全く理解していないと言えます。

それでも、AIに言語理解をどうさせるか研究は行われています。マイクロソフトとアリババは、スタンフォード大学考案の読解力テストで人間の点数を上回ったと発表しました。しかし、このテストで要求されるのは狭い範囲での読解力であり、言語理解とは程遠いものでした。また、人と読解力を比べるための評価方法として、テスト自体が適切でなかったとも言われています。

私は、AIが人間の言語理解に追いつくのは難しいと思います。人間の言語自体、または理解の仕方はかなり曖昧なもので、AIには向かないのではないでしょうか。

(本郷理一)



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2017年12月22日

自宅で瞬時に採寸できるボディースーツ

アパレル業界での新たな取り組みとして、自宅で試着できるというものがあります。
実店舗でしかできなかったことが自宅でもできるシステムがつくられているということです。
他にも自宅で採寸が行えるサービスが実用化されています。

少し前に「ZOZOSUIT」というボディースーツが話題になっていました。着ることで自宅でも瞬時に、かつ高い精度で採寸ができるようになるスーツで、アパレルをオンラインで販売しているZOZOTOWNが扱っているものです。

ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイは、このスーツを一家に一台の存在にし、着る人の体型に合わせた衣服を提供することを目指しているそうです。それは同時に膨大な量の体型データが手に入ることにもつながるわけですが、何に活用するかは未知数です。体型や骨格を考慮して似合う服を提案してくれるサービスなど、いろいろ考えられそうです。

ちなみに、ZOZOSUIT自体は無料で配布していることもあり、注文が殺到しているそうです。現時点で注文すると届くのは来年2月頃になっています。

ZOZOSUITのキャッチコピーの通り、「人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代」になるのかもしれません。

(本郷理一)



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管理人プロフィール
日本ロボコム代表
学生起業家
本郷理一(ほんごう・りいち)

大学で建築を学びながら、日本ロボコム株式会社の設立に加わる。
また、「ロボット住宅」に関わる新会社の設立準備を行う。
合わせて、単なるビジネスを超えたソーシャルイノベーターの道を探る。
「ロボットビジネス勉強会」の月例会で「ロボットビジネスセミナー」の講師を務めている。
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