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2017年11月24日

IoTのセキュリティリスク

IoTは、あらゆるものがインターネットにつながることを指す言葉です。
センサーによって、今まで情報化の対象とされなかった世界をデジタル化し、データとして蓄積する。
そして、データを分析して現実世界へとフィードバックするという流れの繰り返しになります。

これらの流れにはインターネットが介在するため、IoTはセキュリティリスクを考える必要があります。

長い間情報端末として使われてきたパソコンは、その利用者のほとんどが危険性について理解をしており、セキュリティソフトを入れるなど対策をしています。

一方、IoT化したものに対しては、危険性への意識が追いついていないと思います。
完全に普及した時よりも、広まり始めたくらいの時期が意識の面で一番危険かもしれません。

ネットワーク家電やスマート玩具などもPC同様、ソフトウェアアップデートをするなど基本的な対策が必要です。

例えばスマート玩具は、見た目がぬいぐるみなど普通のおもちゃなので、ついつい対策を怠ってしまいがちです。

IoTのリスクについて私が考えさせられたのが、ルーベン・ポールくんという11歳の男の子が、オランダで開催されたサイバーセキュリティ会議でした公演です。

彼はインターネットに接続しているくまのぬいぐるみを使ったハッキングを実演していました。

また、音声機能付きのおもちゃをハッキングして「あの場所で会おうよ、迎えに行くよ」としゃべらせることも可能と言っています。
知らない人に直接誘われたときには付いて行かない子供も、おもちゃに誘われたら、その場所へ向かってしまうかもしれません。

(本郷理一)




robotbusiness at 14:58|Permalink ロボット社会 

2017年11月23日

ITを活用した靴屋さん

ITを活用して、自分の足に合った靴がつくれる靴屋があります。
「ShoesCafe」というお店で、フルオーダーメイドとなっています。

大量生産でつくられる靴は平均的な足のサイズを基にします。
実際には足の形状は様々で、靴が合わないという女性の悩みを解決する靴屋として誕生したそうです。

生産過程で3Dプリントを活用することでコストを抑えることができ、従来のオーダーメイドより安いのが特徴です。

具体的には、3Dスキャンによって足の形状を把握、それに基づき靴の骨格部分をプリントするため、自分の足にフィットした靴がつくれます。
また、素材や色なども含めたデザインもできます。
現在では女性用のパンプスのみですが、男性用の革靴にも対応できるようにするとのこと。

今年の1月に始めて以来、3ヶ月待ちが続いているようです。
3Dプリントが実用的な形で使われてきているのだと感じます。

(本郷理一)



robotbusiness at 18:04|Permalink ロボット社会 

2017年11月22日

銀行が従業員を大幅に削減

昨日、「三菱東京UFJ銀行が2023年度末をめどに6000人の従業員を削減する」という内容のニュースを目にしました。

店舗の約2割を機械化し、少数で運営できる体制にする予定とのこと。
また、採用も抑制していく方針だそうです。

三菱東京UFJ銀行以外にも、メガバンクと呼ばれる銀行が大幅に人員を削減または再配置することを発表しています。

従業員4000人を再配置することを発表している三井住友銀行は相談型の店舗を目指すなど、銀行のあり方が変わろうとしています。

また、一部の業務をAIなどの機械に任せるため、その業務の担当者を大幅に減らすということも起きています。

みずほ銀行はAIで個人向け融資の審査に使うスコアリング(信用力の数値化)を自動化するそうです。
すでに住宅ローンの審査にAIを導入する銀行も出てきています。

将来的にはAIが法人向け融資も取って代わると思います。
膨大な財務データなどを瞬時に分析し、経営健全度や資金需要、与信を判断することもできるかもしれません。

(本郷理一)



robotbusiness at 09:01|Permalink ロボット社会 

2017年11月21日

建築設計の一部をAIで自動化

建築ができるまでには、多くの工程があります。
構造や寸法、素材など細かなところまで決めないといけません。

広い意味での建築設計も分業して行われる場合がほとんどです。
意匠を担当する人、構造を担当する人、屋内環境を担当する人など。

また、これらが同時並行で進むことが多く、折り合いをつけていかないといけません。
意匠がよくても、建築が構造的にもたないならば、変更する必要があります。

このように設計は多くの作業が必要としますが、現在ではその一部を自動化する試みがされています。
さかんに取り組んでいるのは大手ゼネコンや工務店などです。

未だに図面をみながら仕様を決める部分があり、データがあれば自動化できる領域です。

例えば、室内の音響レベルを解析し、どこにどれくらいの遮音性のある材を使えばいいか提案してくれます。

今では、別に行われている仕様の決定や構造の計算、建設コストの計算なども、統合することで全体としての最適解が自動で導き出されるようになるかもしれません。

(本郷理一)



robotbusiness at 09:05|Permalink ロボット社会 

2017年11月17日

ロボットが接客するカフェがオープン

昨日、ロボットが接客するカフェが期間限定でオープンするというニュースを目にしました。
11月16から26日の期間に原宿でオープンしており、「未来の接客業」をコンセプトにしているそうです。

「Pepper」に好みのコーヒーを注文するとドリップしてくれて、できたコーヒーを目の前に出してくれます。
Pepperは「お友達登録」することで、顔と注文した内容を記憶するため、その情報を次来店したときの接客に役立てられます。

私が注目したのは、コーヒーカップの用意や提供を行う川崎重工の「duAro(デュアロ)」です。
「duAro」は産業用ロボットとして使ってきたロボットですが、川崎重工は今回のように産業用ロボットをサービスロボットとして活用することにも取り組んでいるそうです。

人手不足に対応できる面でもロボット店員によるカフェは魅力的です。
一方、ロボットによるカフェが自販機やドリンクディスペンサーと何が違うのかと思う人もいるはずです。

接客の意義に「お客さんに心地よく感じてもらって、また来たいと思ってもらう」というものがあるとすれば、ロボットだからこそできる「おもてなし」を探っていく必要がありそうです。

(本郷理一)



robotbusiness at 13:20|Permalink ロボット社会 

2017年11月15日

スマートスピーカーは普及するのか

スマートスピーカーは性能の向上と機能の充実で、普及が進んでいく可能性があります。

性能面では、AIがユーザーの求めている情報をしっかりと読み取ることができるかどうかが重要です。
例えば、「今日って雨降るの?」と「今日って傘必要?」は実質同じ質問ですが、どちらかというと後者はAIが苦手とする質問な気がします。

こういったことも、ユーザーとスマートスピーカーとの受け答えを開発側が把握できれば、改良することができます。しかし、自分の受け答えが外に漏れるのを嫌がる人は多いため、開発側も勝手に情報を収集できないはずです。

機能面では、アプリの充実が大切になってくると思います。
要するに、できることが増えれば便利になるということです。

また、スマートスピーカーをビジネスに活かす企業が出てきています。
賃貸物件の差別化を図るために、家をIoT化する場合があります。
その一環として、スマートスピーカーを新築全戸に標準装備すると発表したのが不動産大手のレオパレス21です。

家以外の場所に置く例として、自動車にスマートスピーカーを搭載する動きも見られます。

スマートスピーカーは漠然としている気がするので、企業側がスマートスピーカーの良さをいかした使い方を提案できるかが、普及するかどうかを決めるかもしれません。

(本郷理一)





robotbusiness at 07:59|Permalink ロボット社会 

2017年11月14日

スマートスピーカーの発売が始まった

最近、声で操作でき様々なサービスを受けられる「スマートスピーカー」が話題となっています。
国内の企業も開発を進めていますが、現時点で優勢に感じるのが、グーグルの「Google Home」とアマゾンの「Echo」です。

スマートスピーカーは様々なことができるようになっています。
ここでは一部を紹介していきます。

インターネットにつなげることで、知りたい情報を読み上げて教えてくれます。
「検索」という過程がなくなるのも「スマートスピーカー」のメリットだと思います。
例えば、天気予報を知りたいとき、出前を頼みたいとき、Wikipediaで情報を知りたいときでも、必ずインターネットで検索して、目的のサイトにたどり着かないといけません。
「スマートスピーカー」は声で頼めば、その過程を代わりにやってくれて、結果だけを教えてくれるということです。

また、声がリモコンになるので、無線LANに繋がった家電の操作ができます。

何がいいのかと聞かれると、私自身使ったことがないので分かりませんが、便利な場面はあると思います。

例えば、忙しい朝でも、着替えながら、朝食をつくりながら交通状況や天気予報を知ることができる。
作業中に音楽を聴きたくなったとき、その作業を中断しなくても簡単に再生できる。

考えてみると、音声操作は非常に自然な操作に思えます。
人に何かを頼む時のように声を発することで操作ができるからです。

(本郷理一)




robotbusiness at 07:19|Permalink ロボット社会 

2017年11月10日

自動運転技術が実用レベルに近づいている

自動運転車が実用化されたときのインパクトはすさまじいと思います。
一方、現実には技術面の問題だけでなく、意識面、法律面の問題があるため、簡単に普及するとは思えません。

それでも、実証実験は海外で盛んに行われており、高速道路と比べて複雑な環境である市街地を自動で走ることができるレベルに達しています。

実証実験中の自動運転車の事故が取り上げられたりしますが、多くの場合、相手側に過失があったもので、負傷者も少ないそうです。

自動運転車が安全に走行できる環境は、周りすべての車が同じく自動運転であることです。
しかし、初期段階では現実的ではありません。
自動運転車とそうでない車が混在する環境が普通で、それ故に起きる問題もあります。

実際にあった例として、自動運転車が前方に車庫入れ中のトラックを認識し停止、トラックの運転手は自動運転車に気づかずバックし続け、ぶつかってしまうという事故がありました。

この例はトラックの運転手の過失ですが、自動運転でなければ避けられた事故かもしれません。
普通はトラックがバックし続けたら、こちらに気づいていないと判断して、クラクションを鳴らすか、こちらもバックをして接触を避けるはずです。
しかし、その自動運転車には今回の状況に対応できるプログラムがありませんでした。

人ならできる臨機応変な対応も「ロボット」にとっては難しいということです。

仮にハンドルを握る必要がなかったとしても、運転中は今まで通りの注意力が必要なわけです。

(本郷理一)



robotbusiness at 17:13|Permalink ロボット社会 

2017年11月09日

折り曲げ可能なディスプレイ

ディスプレイは硬いイメージがありましたが、最近では折り曲げ可能なものも開発されました。
非常に薄いディスプレイで、丸めることもできます。

メリットとしてあるのが、有機ELと比べて製造コストを約半減できることや、落としても割れないこと、消費電力を減らせることなどがあげられます。

現時点で実用化はそこまで進んでいるわけではありませんが、活用幅は広いと思います。
街中でデジタルサイネージが設置してあるのをよく目にしますが、折り曲げ可能なディスプレイを用いれば、設置というよりはむしろポスターを貼る感覚になりそうです。

曲面に利用することができるので、衣服にもディスプレイをつけたりすることもできます。
ちなみに、折り曲げ可能なスマホやPCを開発している企業もあるそうです。

従来のディスプレイとは違う使い方ができるので面白いと思います。

(本郷理一)




robotbusiness at 08:51|Permalink ロボット社会 

2017年11月07日

素材の開発は新たな時代を築く

素材の開発は社会や生活を大きく変えてきたと思います。
身近な例だと、プラスチック容器が開発されなかったら、今とは違う生活になりそうです。

加えて、素材は新たなビジネスを生んできました。
大げさかもしれませんが、素材の開発が時代を築いてきたと言えるかもしれません。

こんなことを思うのも、新素材の開発がさかんに行われているように感じるからです。

私が学んでいる建築も、素材がこれからの時代では重要な役割を担うと思います。

ただ、建築は他の業界よりも新素材の普及が遅いかもしれません。
依然として、石、木、鉄、コンクリートが主流です。

構造的に耐えられるぐらい強力な素材があったとしても、安く大量につくれるとなると話は別です。
それでも、透明な構造材や軽量で頑丈な素材など、今までと違う素材があったら、もっと面白いことができそうだなと思ってしまいます。

(本郷理一)



robotbusiness at 07:00|Permalink

2017年11月06日

「月刊ロボットビジネス」執筆のお願い

「月刊ロボットビジネス」執筆のお願い

「月刊ロボットビジネス」はボランティアが編集しており、当面はロボットビジネス勉強会のブログ記事を転載するに留まります。
徐々に誌面の拡充を図っていくに当たり、皆さまのご協力を必要としています。
つきましては、本誌に原則として1年間の連載を行ってくださる方を募集しています。お引き受けいただくページは2、4、8のいずれかとなります。
また、不定期の寄稿も受け付けています。
専門家の方はもとより愛好者や学生の方、ロボットビジネに関わっている実務家の方など、特別な条件はありません。
皆さまの執筆を心よりお願いします。

ロボットビジネス勉強会 公式サイト
http://robot-business.org
勉強会のお申し込みもできます。

《お問合せ先》
日本ロボコム株式会社
MAIL info@robocom.co.jp
TEL 050-3786-4351(平日10時~17時)

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robotbusiness at 07:41|Permalink 月刊ロボットビジネス 

2017年11月03日

3Dプリントの事例(2)

3Dプリントは規模の大きいものをつくる際にも使われるようになりました。
簡易的なものですが、コンクリートを使った家もつくられています。

例えば、使われる素材に金属が加わると、構造的により強固にすることができ、大規模なものがつくれるようになります。

金属を3Dプリンターで出力することもできるようになってきており、ジェット機、自動車、潜水艦、宇宙船などのパーツをつくれるそうです。

オランダでは橋を3Dプリントする取り組みがされています。
移動可能な3Dプリントの機械で、金属を出力して建設していきます。
移動するためのレールも自分で出力するため、足場が必要ありません。

3Dプリントは自由な造形が可能なため、デザインの幅が広がります。
通常であれば建設に手間がかかる曲面も簡単につくることができるわけです。

完全に自動で建設ができるようになれば、月や火星の地表面に建築物をつくることができそうです。

(本郷理一)



robotbusiness at 19:37|Permalink ロボット社会 

「月刊ロボットビジネス」発行の趣旨

「月刊ロボットビジネス」発行の趣旨

このたび日本ロボコム株式会社とロボットビジネス勉強会が協力し、「月刊ロボットビジネス」の発行にこぎ着けることができました。
本誌では、ハードのみならず、アプリケーションソフトやクラウドサービスなど、そしてAIやITなどを含めた広義のロボットビジネスに関する情報を提供していきます。
ちなみに、オフィスを中心とし、商業・興行・宿泊・飲食施設や医療・介護施設などを対象としたサービスロボットに絞り込みます。
日本の社長は年齢が平均寿命に近づいており、大半は文系出身者です。本誌では、ローテク・アナログの方でも親しめる内容を大切にしています。
また、経営合理化や業務効率化を目指して導入する方、新商品や新事業として手がける方の双方に役立つ誌面にしたいと考えています。
どうか「月刊ロボットビジネス」をご愛読ください。

ロボットビジネス勉強会 公式サイト
http://robot-business.org
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robotbusiness at 19:35|Permalink 月刊ロボットビジネス 

2017年11月02日

3Dプリントの事例(1)

ここ数年で3Dプリントが驚くほどのスピードで進化している気がします。
簡易的なプリンターなら価格も数万円で手に入れられるようになり、素材の幅も増えています。

材料として使われる素材はプラスチックだけでなく、金属、食べ物、コンクリートなど様々です。
これらの材料の特徴として、手触りが硬いことがあげられます。
一方、服を3Dプリンターで作る試みもされています。

着心地が悪くならないように柔らかい素材が使われていますが、現時点では上着など直接肌に触れないものが多いです。
また、すべてを3Dプリントしているわけではありません。
ここでの服は庶民派のものというよりは、パリのファッションモデルが着るようなオシャレな感じのものです。
おそらくそれなりの値段がするものだと思います。

服を大量に生産し販売するには、現段階で3Dプリントは向いていないといえます。
しかし、安価な生産が可能になれば、一点物をつくっても採算が取れるという3Dプリントのメリットをいかして、自分だけの服を作ることができるかもしれません。

(本郷理一)



robotbusiness at 11:46|Permalink ロボット社会 

2017年11月01日

ロボットビジネス勉強会 月刊ロボットビジネス

「ロボットビジネス勉強会」の第1回を開催する運びとなりました。
合わせて、『月刊ロボットビジネス(PDF版)』を創刊しました。

17ロボットビジネス勉強会では毎回(毎月)メーカーをお呼びし、アプリケーションソフトやクラウドサービスを含めた広義の「サービスロボット」を詳しくご説明します。
皆さまの新商品や新事業としてただちに取り扱える商材ばかりです。

今回はアプリケーションを含めて劇的に機能が進化している人型ロボットを取りあげます。
むろん爆発的に売れるのはこれからです。
2020年東京五輪開催の機運の盛りあがりとともに販売が加速しつつあります。

勉強会では営業社員に普段の「商談」を再現する形で紹介していただきます。
皆さまがビジネスとして行う際のイメージが超リアルにつかめます。
万全のサポートつきですので、先端分野にうとい会社や社員でも営業活動に苦労がありません。
どうか奮ってご参加ください(先着順受付につき、満席の節はご容赦ください。)

第1回ロボットビジネス勉強会
庶務系ロボットの注目商材1

日 程◇2017年11月29日(水)
時 間◇午後6時30分~8時30分
会 場◇東京・銀座(後日連絡)
参加費◇2千円(会場費・資料代など実費程度。消費税別途)
備 考◇終了後に有志の交流会あり(近隣飲食店。実費)
内 容◇話題のスマートロボットはこれ
    営業活動(商談)を再現

本セミナーの詳しいご案内と参加のお申し込みはこちら。
⇒「ロボットビジネス勉強会 ~庶務系ロボットの注目商材1」

ロボットビジネス勉強会は任意団体であり、株式会社和田創研および日本ロボコム株式会社の営利事業でありません。
皆さまのご判断のもと、希望者は後日メーカーと直接やり取りを行ってください。

月刊ロボットビジネス』本日創刊

201711誌面の拡充を図るのはこれからですが、どうかご愛読ください。
また、皆さまの連載や投稿など、ご執筆を心よりお願いします。

(和田創)



robotbusiness at 13:30|Permalink RB勉強会&交流会 

建築設計を考える

ここのところ大学の建築課題に追われ、更新がなかなかできていませんでした。
課題で大変なのは設計課題なのですが、やり方をもっと考えなければいけないと思っています。

今回は、私が建築設計にあったらいいなと思うものについて紹介します。

個人的に一番ほしいのはVRです。

建築は実験段階で実物をつくることができません。
そのため、完成後にどうなるかをあらゆる角度から「想像する」必要があります。
その方法は、模型をつくる、3Dモデリングをするなど様々ですが、VRも効果的ではないかと思っています。

設計した空間の中に入れるので、建築を疑似体験できます。
施主の立場からしても、完成形がどうなるのか想像しやすいというメリットがあります。

ただ個人単位、特に学生が設計にVRを使うのは現時点で難しそうです。
実際に普及し出したら、私自身VRだけに頼ってしまいそうなので、少し怖くも感じています。
「VRで良いと感じるものは、必ずいい建築になる」と勘違いしてしまいそうということです。

(本郷理一)



robotbusiness at 08:57|Permalink 本郷理一 

2017年10月26日

遠隔地とのコミュニケーション技術

遠隔地とのコミュニケーション方法は多く存在します。
相手の顔を見ることができるやり方に絞ると、画面に相手の顔が映し出されるものが一般的です。

最近では、企業の業務改善の一環として「テレビ会議」や「ビデオ面接」というものが出てきていますが、これらも基本的に同じだと思います。
便利な一方で、画面越しに話しているが故の問題があるのも事実です。
例えば、画面越しでは微妙なニュアンスが相手に伝わりにくく、意図を理解してもらうのが難しいなど。

私が最近知ったものに「ホロポーテーション」というものがあります。
実用化はされていませんが技術的に可能になっているもので、相手のいる場所に自分の立体映像を映し出すものです。
もちろん360度どこからでも見ることができます。
自分の動きと映像はリンクしていて、実体を伴わない瞬間移動といった感じです。

さらに、立体の映像は拡大・縮小ができたり、記録として残るので、やり取りを見返すこともできます。
これにはその場にいない人でも後で確認ができるという利点があります。

私が説明するより実際に見た方が分かりやすいので、詳しく知りたい方はYoutubeで「ホロポーテーション」または、「Holoportation」と検索してみてください。

(本郷理一)



robotbusiness at 12:07|Permalink ロボット社会 

2017年10月24日

AIブームに取り残される

AIは人工知能と呼ばれるくらいですから、元は人間の知能を再現しようとする試みでした。
実際には人間の知能の仕組みを完全に紐解くのは難しく、現在に至るまで再現できていない状況です。

AIが人間の知能に近づけない理由に身体を伴っていないことがあると個人的に思っています。
科学的根拠はないので、ただの勘ですが。

しかし、AIがそのレベルまで達していなくても十分に活用できる環境が整い、流行りだしたのがここ数年だと思います。
AIの「すごさ」が多くの人に認識されたきっかけは、よく引き合いに出される「AIがプロ棋士を越えた」というものかもしれません。
その上で、AIをビジネスにしたい企業が、AIの定義の曖昧さを利用してプロモーションを行ってきたことも関係しそうです。

一方、そういった企業の努力によってAIのビジネス活用が以前より具体的になり、普及し始めています。
現時点でAIは何でもできるものではないですが、全く利用しないというのも難しい環境になっていきそうです。

私自身、時代に取り残されているという危機感を覚え、「ロボット」関連の会社設立に加わりました。

(本郷理一)



robotbusiness at 08:20|Permalink ロボット社会 

2017年10月23日

AIの表情解析

AIが得意とする画像認識の事例がニュースとして取り上げられていました。
日銀の黒田総裁の記者会見の映像を解析したところ、表情と金融政策の変更に相関関係があることが確認されたというものでした。

今回使われた技術は、画像から「怒り・軽蔑・不愉快・恐れ・幸福・無関心・悲しみ・驚き」という項目を計測し感情を示すといものです。
今回の技術を応用して、日銀が次の会合で金融政策を変えるか予測できる可能性があるそうです。

余談ですがこのニュースを見たとき、アメリカ大統領選挙の勝敗予測を思い出しました。
討論会でまばたきが多い方が落選するというデータがあるらしいです。
今回の黒田総裁の例は、感情に踏み込んでいるのでより正確に予測ができるのかもしれません。

顔から読み取れる情報は多いとされていて、それらの情報を可視化する試みが盛んになっています。
例えば、性別や年齢などは簡単に認識することができます。
他にも「顔色が悪い」という表現があるように、体調を見抜く、一部の病気を発見するなど。
極端な例では、ゲイかどうか分かるというものもあり、ここまでくると因果関係があるのかかなりあやしいと思います。

AIの利用方法には注意が必要だと思います。
というのもAIに対する人の意識・認識が追いついていないからです。

(本郷理一)



robotbusiness at 11:27|Permalink ロボット社会 

2017年10月19日

ロボット社会におけるプライバシーの問題

ロボット社会が進む上で問題となってくるのがプライバシーの境界だと思います。

インターネットが普及した現在でも、「何が個人情報でどこまでを扱ってよいのか」ということはさかんに議論されてきました。

自分に関する情報が、AIの学習に必要なビッグデータとして使われることに全く抵抗を感じない人がどれだけいるでしょうか。
もちろん個人が特定されることはないという前提です。

例えば、外に出ると、気づかない内に様々な場所で顔認識がされるなど。

IoTは現実世界の情報収集に拍車をかけます。
どこで何をしているかは「ロボット」に見られている状態になるということです。
意識しづらいだけで現時点でもかなりそうですが。

また、個人単位によってプライバシーが侵害されることも考えられます。
例えば、眼鏡型ウェアラブル端末であるスマートグラスがカメラ機能を備えている場合です。
眼鏡をかけていれば、カメラを構えるという動作をしなくてもウインクなどで撮影が可能です。
撮影しても相手は気づかないため、プライバシーの侵害につながる使い方ができてしまいます。

センサーが発達することで、より自然な動作で様々な機器を動かすことができる時代になると、こういった問題も出てくるはずです。

(本郷理一)



robotbusiness at 11:04|Permalink ロボット社会 
管理人プロフィール
日本ロボコム代表
学生起業家
本郷理一(ほんごう・りいち)

大学で建築を学びながら、日本ロボコム株式会社の設立に加わる。
また、「ロボット住宅」に関わる新会社の設立準備を行う。
合わせて、単なるビジネスを超えたソーシャルイノベーターの道を探る。
「ロボットビジネス勉強会」の月例会で「ロボットビジネスセミナー」の講師を務めている。
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